“不老不死”の実「ムベ」

投稿日:2018年12月1日

今年も新田池近くの林に「ムベ」が実をつけています。
このムベは、「産経WEST 2015.11.16」には次のとおり紹介されております。本記事の一部を掲載させていただきます。

【ムベは、アケビ科の一種で、別名「トキワアケビ」という。アケビが落葉樹なのに対し、ムベは常緑樹で、春になると白い花をつけ、秋には赤紫の実がなる。関東から西の地域に自生しているが、ムベという名の由来は近江八幡にある。

言い伝えによると、天智天皇(626~671年)が琵琶湖南部の蒲生野(かもうの)(現滋賀県東近江市一帯)へ狩りに出かけた際、奥島山(現近江八幡市北津田町)に立ち寄った。

そこで8人の息子をもつ元気な老夫婦に出会い、「お前たちはなぜ、このように元気なのか」と尋ねたところ、老夫婦は「この地で採れる無病長寿の果物を、毎年秋に食べているからです」と答え、果物を献上した。それを賞味した天皇が「むべなるかな(もっともだな)」と言ったことから、この果物が「ムベ」と呼ばれるようになったという。】
こうしたことから、「この実を食べると長生きする」と伝えられ“不老長寿(不死)の実”といわれているそうです。

 

 

カテゴリー:ふるさとの花や生き物

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