サワヒヨドリ
投稿日:2018年10月11日
陰地斜面に群生しているサワヒヨドリでフジバカマ(秋の七草)の花に酷似しております。
フジバカマは、万葉集のなかで山上憶良に詠われたほか、「源氏物語」や「徒然草」などにも登場するため、昔はごく普通に見られた野草であったと想像できますが、昨今では、温暖化等により自生に適した環境が少なくなったため激減し、環境省絶滅危惧種となっています。
さて、ヒヨドリバナの名前の由来は花が開花する時期からで、ヒヨドリが鳴く季節に花を咲かせるためヒヨドリバナと呼ばれ、本種は湿地を好むためサワヒヨドリと呼ばれているそうです。
カテゴリー:ふるさとの花や生き物