田植から11週間目と12週間目

投稿日:2018年9月12日

田植から12週間経ちました。稲穂も実が入りだいぶ色づいてきました。
稲作暦で、この時期に心配なのは台風です。秋の台風は南の高気圧が弱くなるため太平洋側を進む傾向があります。そこへ秋雨前線が南下してきて日本の上空に停滞し、秋の長雨となります。ここへ台風の襲来が重なると大雨となり、洪水が起きて、農作物に大被害をもたらします。
旧暦の雑節のひとつに「二百十日」(にひゃくとおか)があります。立春(2月4日頃)から数えて210日目の日で、毎年9月1日頃にあたります。この頃は稲が開花する重要な時期ですが、農作物に甚大な影響を与える台風に見舞われることも多い時期です。そこで、過去の経験から、農家にとっては油断のならないこの日を厄日として戒めるようになりました。風で稲が倒されないように、花が散らないようにと神に祈る祭り「風祭り」「風祈祷」「風日待ち」などの行事が行われたようです。(暮らしの歳時記より)
それにしても、今年は台風が多いですね。心配です。(ほんとにこればかりは神頼みですね。)

田植から11週間目

田植えから12週間目

9月1日の様子           9月11日の様子

カテゴリー:おしらせ 里山保全会

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