田植えから2週間目
投稿日:2018年7月2日
田植えから、2週間経ちました。稲の葉っぱも、約30㎝ぐらいに成長しています。また、田植え体験の田んぼではありませんが、田んぼの生き物で「カイエビ(貝エビ)」を見つけました。カイエビのいる田んぼのすぐ隣の田んぼにはいません。不思議に思い中村先生にお尋ねすると、「田んぼの水質とか土壌が違うとかの環境の違いはほとんど無いと思われますが、なぜ、そこにだけ発生するかは、まだよく判っていない。」とのことです。田んぼの生き物の世界で、まだまだ判らないことが沢山ありそうです。それから、〇〇エビと言われるもので、「カブトエビ(兜エビ)」がまだ、見つかっていません。(ちょっと昔には、田んぼの水の取り入れ口に沢山いましたが)皆さんも田んぼの畔から覗いてみて、カブトエビを探してみてください。
今回は、田んぼの作業のなかで除草剤についてです。高温多湿の日本では、すぐ田んぼの雑草がはびこります。そのため、除草剤を使わない田んぼでは約10日おきに田んぼに入り雑草取りを行います。蒸し暑い中、腰をかがめての作業は田植えと同じく大変な労働です。今は、稲を傷めずに雑草だけを選択的に防除する除草剤があり広く使用されています。(田んぼの生き物にも影響が出ないよう、必要な毒性の試験をして安全に使えるよう決まりが作られています。)
葉先まで、約30㎝ カイエビ(貝エビ)
カテゴリー:おしらせ ふるさとの花や生き物 里山保全会