ギンリョウソウ
投稿日:2018年5月12日
当地区の山歩きをしていて自生のギンリョウソウを見つけました。
今から50数年前の小学生であったころ野山を駆け巡って遊んでいた中で、この「ユウレイタケ」をこのあたりで見かけた記憶があります。
それ以来、この時期にこの場所に来ることはなくこのことは記憶の彼方に行っておりましたが、この場所で偶然に遭遇し、毎年ずっと咲き続けてくれていたであろうことを大変うれしく思っています。
また、こうした可憐な花をずっと後世に残していかなければならないと改めて感じております。
ギンリョウソウは、自分で光合成を行わないため落ち葉などの栄養分に依存して成長するそうです。そのため茎、葉、花までもが透けるような白色をしています。
花期が短く、その後は、溶けるように消えていくそうです。鱗状の葉と、茎から花にかけての形が頭をもたげた竜の姿に似て、全体が白いことから「銀竜草」と名付けられ、また薄暗い森の中では群生している姿が、ほのかに浮かび上がって見えることから「ユウレイタケ」、葉が透き通っていることから、「水晶蘭」と別名で呼ばれています。(高尾山の宝物他から引用)
カテゴリー:ふるさとの花や生き物