御津の山城3(虎倉城)
投稿日:2018年3月18日
岡山市立御津公民館 御津のいいとこ発見隊が企画する御津の山城のうち代表的な3つの城(金川(玉松)城、徳倉城、虎倉城)のスタンプラリー巡りも今回の虎倉城の紹介で最後となります。
本丸までの行程は、宇甘川の河川敷広場に駐車しましたので少し距離が長くなりましたが片道、1時間余りとなりました。他の2つの城址への登りに比べ、登山道の勾配も少し緩やかなような感じでした。登り道での中、以前、ユキワリイチゲの紹介をさせていただきましたが、ここでも数か所でその花を目にすることができ、大変うれしく感じました。また、山椿の赤色の花、アオキの赤い実も確認でき周りの緑のなかで一際、その赤が映えていました。
本丸城址では、瓦片が散らばっていました。
今回で、スタンプ台紙も3か所のスタンプ印で埋まりましたので御津公民館に提出したところ、間伐材で作ったキーホルダ(モックン)と御津の山城のステッカーがプレゼントされました。とっても可愛いですよ。
以下は、「みつの文化財」パンフレットから引用させていただいております。
○虎倉城跡○
虎倉の城山にある中世の山城です。戦国時代に服部伊勢守が築いたという説もありますが、はっきりしません。戦国時代には伊賀氏の城となり、16世紀後半の伊賀久隆のころに全盛でした。1578(天正6)年に久隆が宇喜多直家に殺された後、長船貞親が入城しました。 1588 (天正16)年に長船氏と家臣の石原氏の家中騒動で城は焼けてしまいました。本丸は東西32m、南北27mの広さがあります。石垣、空堀も残っています。
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