葛の駆除作業(平成29年3月26日)
投稿日:2017年3月26日
葛(クズ)とは
クズはマメ科つる性の多年草で古来より花・葉・根(葛根湯や葛湯等)を食用や薬用として、また、飼糧として利用されていました。しかしながら近年ではあまり利用されることはなく、ツルの成長が早く池の土手を一面覆いつくすほど繁殖してきておりました。
被害
このため、土手一面に蔓延り、その根はデンプンを溜めこみ大きくなることから、いのししの絶好の餌となるため、土手の斜面のいのししによる掘り起こし被害が発生しております。
対策
こうしたことから、当地区の里山保全会メンバーによる新田池のいのししの餌となる「かずら(葛-クズ)の根」の撤去や主根にドリルで穴を開け薬剤の埋め込みにより枯渇駆除作業を平成29年3月26日の8時半より2時間余り行いました。
足場の悪い斜面での電動ドリルやツルハシ等を使った作業でもありましたが、無事終了しました。
カテゴリー:里山保全会