岡山県の南部にある岡山市、その市の東北に位置する赤田は、山陽本線と操山山系とにはさまれたところに開けた地域です。田畑と住宅が入り混じり、豊かな自然環境に恵まれ、また四季折々の美しさに包まれたところでもあります。
〔地名の由来〕 赤田(あこだ)という地名の由来にはいろいろな説があります 。 慶長11年(1606)備前国高物成帳には幡多郷の中に赤田村があります。 「あか」ということばに水辺または低湿地という意味があり、岡山市を流れる旭川との関係で水辺に田があったからという説です。 また、赤田は砂利が多くて耐水性のない土質のため、畑作が盛んでした。特に人参の産地として知られていました。その人参の赤色から赤田という説です。