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ニューストピックス(2017年10月7日)
第47回 海吉福吉町内会の「だんじり巡行」
10月7日(土)海吉福吉町内会では、今年、第47回目の秋祭り「だんじり巡行」を行いました。この祭りは吉備津岡辛木神社(吉備津彦命の弟「若建彦の命」を祭神)の祭礼に合わせて行い、町内役員や子ども会などを中心に約120名余りで「五穀豊穣、家内安全」などを願いながら「備前太鼓唄」の音曲に合わせ町内を一巡しました。
当日は朝から役員が総出で「だんじり」を倉庫から曳き出し、海吉福吉公会堂前で荷台に大太鼓や鈴を備え付けました。また、提灯やモール、紅葉の飾り、紅白幕なども飾り付けました。
海吉福吉公会堂前の額 |
灯りがついた提灯 |
玄関先に出された御神燈 |
あたりが夕闇に包まれたころ、公会堂を「だんじり」が出発しました。町内の要所で子どもが代わるがわる「だんじり」の荷台に乗り込み、ばちで太鼓を勢いよく叩くなどしながら祭りを楽しみました。
祭りに参加した男子児童は、「毎年祭りを楽しみにしています。太鼓を叩くのが一番楽しみです」と笑顔で話してくれました。
巡行の途中、特別養護老人ホーム富山荘(入所者50名)に立ち寄りました。
入所者に子どもたちからお菓子をプレゼントしました。また「だんじり」をバックに思いおもいに写真を撮ったり、入所者と触れ合うなどの微笑ましい光景があちらこちらでみられるなど楽しいひとときを過ごしました。
福吉町内会の「だんじり巡行」は、昭和40年代の中頃から行われており、現在の「だんじり」が3台目(平成5年10月改装)したもので軽四貨物を「だんじり」として使用できるようにしています。
祭礼は10月の最初の金、土、日の3日間で、「だんじり巡行」は土曜日(18:30〜20:30)に行われています。
町内を一巡した「だんじり」が公会堂に帰ってくると、子ども会から祭りに参加した子ども一人ひとりにお菓子が配られました。
お菓子を貰った女子児童は、「お菓子を貰うのは嬉しいです。来年も参加したいです」と嬉しそうに笑顔で話してくれました。
今回の秋祭りは、数日前の天気予報では、雨模様の天候になると予想されており「だんじり巡行」が危ぶまれましたが、天候は回復して当初の予想に反し絶好の秋祭りとなりました。
祭りに従事した役員の皆さん、祭りに参加した子ども会や町内の皆さんの協力もあり事故もなく無事「だんじり巡行」を終えることが出来ました。有難うございました。
(文・写真:長畑)