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ニューストピックス(2013年10月25日)

第5回健康づくり教室

開会挨拶をする白岩篤子代表 ことし5回目となる「健康づくり教室」が10月25日富山公民館で開かれ、あいにくの雨にもかかわらず常連組を中心に約30人が受講しました。

はじめに主催団体の一つ「富山学区健康市民おかやま21推進会」を代表して白岩篤子さんが「きょうは生活習慣病を予防するための栄養と運動について学びましょう」と挨拶。

この日のテーマは「脱! メタボの正しい知識と実践」です。

中桐敬康管理栄養士 まず岡山ふれあい介護予防センターの中桐敬康管理栄養士が「生活習慣病を予防するための日常のポイント」について、概要を話しました。

その中で中桐講師は「メタボが続くと血管に異常をきたし、やがて動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの怖い病気に」と解説。そして「メタボの原因となる内臓脂肪を増やす習慣」とは「満腹まで食べる」、「脂っこいものを好んで食べる」、「野菜をあまり摂らない」、「偏食や欠食が多い」など具体的な食生活の問題点を指摘し、注意を促しました。

会場の様子

頓宮奈美管理栄養士 つづいて同じ岡山ふれあい介護予防センターの頓宮奈美管理栄養士が「脱メタボで健康な体づくり」について説明。

頓宮講師は毎日の食事は3食とも、「美味しく、楽しく、バランスよく」を心がけましょうと、スクリーンを使ってわかりやすく解説しました。

その中で「人それぞれにとって適量の食事とは?」と質問を投げかけ、「自分に合った必要エネルギー量の目安を計算してみましょう」と、参加者全員に予め配布していた用紙に「性別」、「年齢」、「身体活動レベル(低い、普通、高い)」別に「あなたの必要エネルギー」を記入してもらいました。

その後各自が計算した「一日の必要エネルギー」別に四つのグループに分け、それぞれ相談しながら、朝食、昼食、夕食の献立を写真カードの料理(例えばトースト、ご飯、野菜サラダ、牛乳、焼き魚、肉料理など)を選択していきます。

写真カードの裏面には全てカロリーが表示されており、3食ごとに選んだ献立の総カロリーが判明。各グループの献立のカロリーが適量か否か、明らかになるというものです。

食のカロリー計算(グループ1)食のカロリー計算(グループ2)食のカロリー計算(グループ3)

安保真一健康運動指導士 休憩の後、岡山ふれあい介護予防センターの安保真一健康運動指導士が「みなさん、毎日ストレッチ体操を実施していますか」と呼びかけ、「きょうの受講で疲れた体をほぐしましょう」と、椅子に坐ったままできる「ストレッチ体操」の実践指導を行いました。

会場の参加者全員が安保講師の指導に従いストレッチ体操。

最後に、口を膨らませたり閉じたりの「健口体操」で締めくくりました。

ストレッチ体操の運動指導を受ける参加者

(文・写真:松田)

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