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ニューストピックス(2012年12月13日)

フォーラム“今と昔の倉安川”の開催

フォーラムの会場風景 12月13日午後6時から、富山公民館で「今と昔の倉安川〜暮らしの風景」と題するフォーラム(座談会・勉強会)が開かれました。

「住まいまちづくり担い手事業“キビタスフォーラム”おかやま普請プログラム2012」(阿部典子代表)が主催し、地域から30人(ほかにスタッフ10人)が参加しました。

開会挨拶をする阿部代表

経過報告する實村代表 阿部代表の挨拶に続いて、「富山の自然を楽しむ会」の實村代表がみずからも制作に参画したDVD「富山の宝“倉安川”」(15分)を上映、引き続き、会の経過と活動状況の報告がありました。

講演する吉村先生 次いで、アドバイザーとして出席した吉村元男先生(元 鳥取環境大学教授、造園家、環境デザイナー)による講演があり、

  • モータりゼーション先行の時流のなかにあって、倉安川はよくぞ残ったと思う。文字通り「宝」だ。

  • 自然豊かな水辺のまちに、たゆとう水の流れにも似たゆったりした時の流れを大切にしよう。

  • 人類が、化石燃料をジャブジャブ使うようになってから「風景」が変わってしまった。

  • これからは資源を消費することにではなく、「自然の景観保全」という低炭素社会の幸せの追求に視点を移したい。

など、示唆に富むお話がありました。

最後はワークショップ(本来は、「作業場」や「工房」を意味するが、現代においては「参加者が経験や作業を披露したりディスカッションをしながらスキルを伸ばす場」の意味をもつ)です。

主催者が作成〜掲示した倉安川の流域図と関連写真を見ながら、参加者がそれぞれの倉安川との係わり(流域での居住歴など)に応じて意見や情報を付箋紙に書いて該当箇所に掲示して行きました。

ワークショップに集まる参加者

今日のフォーラムの成果は、「今後の景観保全活動に活かして行きたい」(主催者)とのことでした。

(文・写真:小野田)

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