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ニューストピックス(2010年10月25日)
防犯活動により中央警察署長から感謝状
10月25日、とみやまの安全を守る会は、岡山中央警察署長から感謝状と記念品を授与されました。
これは、今秋になって富山学区内で連続して引ったくり事件が発生し、県警が「引ったくり警戒警報」を発令して犯人検挙に躍起となっていた矢先の10月19日の午後、海吉在住の59歳の婦人が銀行からの帰途、自転車で福泊地内を走行中、後ろからつけてきた自転車の男に追い越しざまに、自転車の前かごから現金などが入ったバッグを引ったくられる事件が発生しました。
婦人は「泥棒!」と連呼しながら追尾したものの男は姿をくらまし、婦人は混乱の体で海吉地内にさしかかったところ、下校児童の見守り活動中の古家隊員ほかを認め、「いま、そこで引ったくりに遭った」と告げたのです。
古家隊員は、すぐさまみずからの携帯電話で110番通報し、被疑者はほどなく緊急配備中の警察官に身柄を確保されたのでした。
新聞報道にもあったように犯人は二人組の少年でしたが、古家隊員の緊急通報が奏功したことは確かで、署長からも「現行犯逮捕が至上命題のこの種事案には、事件発生後の緊急性・速報性が大切で、ほんとうにお手柄でした」「これも、地域あげての地道な防犯活動の賜物」とのことで、“とみやまの安全を守る会”に対して別掲のような感謝状が贈られた次第です。
記念品として「お天気時計」を頂きましたが、これは黒田会長や小野田事務局長の意向もあり、お手柄の古家良樹隊員に差し上げることとしました。
(文・写真:小野田)