How to パソコン  【平成16年11月9日(火)】    目 次  Howtoトップ    ホーム

NO.33 インターネットのセキュリティ対策 No.8-2   

インターネットのセキュリティ対策についてご紹介します。内容は経済産業省・著作のセキュリティ対策講座「これだけは知っておきたい! インターネット安全教室」のテキストから転載し一部編集ました。イ(H.F)

(その2)

(2)
もしウイルスに感染してしまったら、どうしたらいいですか?

 (1.危険なメールやホームページ関連)
ウイルスに感染した場合、その症状はさまざまです。コンピュータの動作が不安定になる、意図しない動作をするなど異変が明確に現れる場合もあれば、知らぬまに大切な情報を消してしまうなど異変に気づきにくい場合もあります。
さらには、あなたがアドレス帳に登録した相手に、ウイルス感染メールを勝手に送りつけ、感染を拡大してゆくタイプのものもあります。そうした場合は、感染を広げないために、パソコンに接続しているネットワークケーブル(Ethernetケープル)を抜くなどして、パソコンをいったんネットワークから切り離すようにしましょう。
コンピュータウイルスの感染を確認する一番確実な方法は、最新のワクチンソフトで検査することです。その場合、ウイルスの定義ファイルが古いと最新のウイルスを検出できないこともあるので、ウイルス定義ファイルは必ず最新のものを利用します。ワクチンソフトは検査だけでなくウイルスの駆除も行いますが、ワクチンソフトでは駆除できないタイプのウイルスも存在します。
ウイルス定義ファイルの更新方法や、ワクチンソフトでは駆除できないタイプのウイルスの駆除方法など、不明な点については、お使いのワクチンソフトのベンダー(販売会社)にお問い合わせください。
ウイルスの被害にあう前に、重要なデータの定期的なバックアップやウイルス対策を行い、感染を防ぐことが大切です。
【参考】主なワクチンベンダーのWebサイトー覧
http://www.ipa.go.jp/security/antivirus/vender.html
       
(3)
悪質なメールによる被害にはどのようなものがありますか?

 (1.危険なメールやホームページ関連)
最近、とくに被害が増えているのは、架空請求メール詐欺です。実際に利用している利用していないにかかわらず、アダルトサイトなどの利用料を請求するメールを送りつけ、だまして金銭を振り込ませる詐欺の手口です。
身に覚えのない(現実に利用していない)利用料金の請求については、送信してきた先に問い合わせたり、金銭を振り込むなどしないように注意して下さい。問い合わせをすると、相手側にこちらの情報を与えてしまい、その結果、恐喝されたり、その後何回も同様の架空請求を受ける場合があります。金銭を支払ってしまったなど被審を受けた場合は警察に相談して下さい。
いわゆる出会い系サイトの広告やわいせつな画像があるぺ一ジヘのリンク(アドレス)を掲載したメールを送りつけ、リンク先にアクセスしただけで閲覧料金などを請求する詐欺の手口もあります。こうしたいかがわしいメールに踊されないようにしましょう。
また、マネーゲームと称するねずみ講やマルチ商法への勧誘メールも流行しています。こうした勧誘に安易な気持ちから応じたために、多額の借金を抱えてしまう事件も発生しています。うまい話には必ず罠があるものです。甘い誘いには十分注意して下さい。
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