津倉わいわいESD主催の「講座会」を開催
投稿日:2017年11月26日
11月26日(日)集会所において、ESD主催の講座会が開催されました。今回は、ボランティア団体による地域の美化活動に関して、「継続することの難しさ」と「どう輪を広げて行くか」について経験談を聞く機会となりました。
講師は、11年前に備前市で「ボランティアロード・ユーサービス備前」を立ち上げて、今では備前市内を走る国道の大半を美化活動の対象にして活動している団体代表の樫本美喜恵さん。ゴミ拾い清掃から道沿いに季節の花を植え付けて通行者に「おもてなしの心」を表現している。当初は、10人で始めたボランティア活動だったが現在では、国土交通省、市会議員を含む備前市、地元企業の協力を得て広域活動が可能になったとか・・・。
樫本さんの活動動機は、12年前に大病を患い「生きているうちに、社会の役に立つことをしよう」と決心したそうです。その時、自宅近くの国道2号線には多くに空き缶、汚物の入ったペットボトルなど放置され異臭を放っていた。これを見て、国道の清掃を思いついたとか。暑いとき、寒いとき体調も悪くつらかったようですが、清掃中に休憩中の運転手から「ご苦労様です」と言われた一言が継続する原動力になったとのこと。
きれいな町づくりには、環境教育が必要である。特に幼児から教えることが大切と考えて、「きれいにスルンジャー」というキャラクターを創って子供の前で寸劇をしてきた。ゴミ放置はダメ、まず分別することを徹底して教えたという。家庭では、子供が逆に親に教えるという。ゴミの歌も作曲し、CDを配ったようだ。
そして、樫本代表から「きれいな道路は、おもてなしの心」と訴え続け活動を継続して行きたい。皆さんも、どうか無理なく出来ることから「おもてなしの心」を実践してみて下さい・・・と締めくくられた。
我がたこ公園でも15年前を振返ると「汚くゴミが散乱、暗いイメージ、藤棚の下は草が生茂り、浮浪者がベンチを占有する・・・」という状況で子供は、ほとんど遊んでいない感じでした。しかし、この状態から当時の民生委員・高橋直美さん等が中心となって、徹底した清掃に努め、今では長寿会の管理もあって岡山市内でも有数の「きれいな公園」となっています。そして、休日となると多くの子供達の遊び声が飛び交う安心安全な公園に変わっています。・・・という当町内会の話題も紹介されました。
参加者の皆様は、たこ公園および近隣道路の美化活動に協力しよう・・・という思いを新たにされました!
カテゴリー:わいわいESD