平成30年度 第3回 サイエンスラボ  音で遊ぼう 「いろんなものを使って音を作ろう」

投稿日:2018年9月1日

今年度3回目のサイエンスラボは、平成30年8月30日低学年と高学年の2組に分かれて、2クラスで行われました。主力は東岡山工業高校、講師の先生も東岡工の山村先生で、高校生のお手伝いの方も受講生と同じ位たくさんの方が参加してくださり、にぎやかな教室となりました。

最初にストロー笛を作りました。ストローの片方の端を押し付けて平らにし3,4cmの長さを両側から三角形に切り取り、とがらして吹くと音が出ることを確かめる(写真参照)。どうしたら音が高くなるかと質問したらストローを短くすすといった子供さんがいた。

発信機の周波数を変えながら周波数を高くするとどこかで音が聞こえなくなることを体験した。つぎに、周波数を低く(減す)するとまた音が聞こえなくなることも体験した。人間の耳は音の可聴範囲があることをわかり体験することができた。人が聞こえる音の振動数の範囲は 20Hz  ~ 20000Hz の範囲のだということが分かりました。

指導者が制作した雨どいの筒を利用したドレミファパイプで音が出ることを楽しんだ。ゴム草履とか、スリッパで片方の端を叩くと音が出ます。筒の長さによって共鳴する振動数が変わること体験し、「共鳴」という言葉を学んだ。小さなマイクを筒に入れ音を伝えている媒質(気体)が大きく変動ているところをさがしたがうまくゆかなかった。超音波の話とか、蝙蝠の話も出ました。猫も6万Hzくらいの音が聞こえるとか。

最後に紙コップを利用してコップの底を声で振動させ、モールを動かし、音の高低で動きが変わることを楽しみました(写真参照)。

編集者追記:

音は、音波の伝わる方向の媒質の振動が(媒質が押し付けられたり、引き離されたりすること)起こる縦波です。この振動が鼓膜に届くと音として認識される。音を伝える媒質は、気体、液体、個体どれでも伝えます。空気中を音の伝わる速さは340m/sくらいで、気温で速さが少しは変わります。雷の電光を見て音の届く時間を計ると雷の発生しているところの距離が概算できます。

カテゴリー:サイエンスラボ

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