つくって食べて語ろう会 2月開催
投稿日:2018年2月28日
「つくって食べて語ろう会」は2月21日に開催されました。暦の上では19日が「雨水」で、雪が雨に変わるころ。当日は春めいたひよりでした。
今年の3月第3水曜日は彼岸の中日になりますので、ひと月早く「福は内、福は内」と「ひな祭り」を楽しみました。
「竜之口ずし」は皆さんが楽しみに待つ大人気の岡山寿司です。料理を作る会員も熱が入ります。男性に好まれる「ちくわの磯べ揚げ」は「もう一つほしい」の声がありました。白和えもすまし汁も薄味で「このくらいの味がいいのか」という声でした。抹茶も楽しみにしておられる会員が多く、各テーブルでお点前をして一服。、和菓子は手作りの「菜の花かすみ」です。皮は卵の黄身、中のあんは白あんを抹茶で緑に春らしく。この冬の寒さで野菜が高騰していて買物は主婦の目で品定め。果物は大粒の甘い苺。いつも待って下さる1粒です。
「語ろう会」では東四御神在住で、歴史に詳しい瀬尾さんにお願いしました。湯迫の「桜姫」について語っていただきました。中区湯迫字寺家谷にある関白屋敷跡にたつ「松殿と桜姫の由来」の解説板にある桜姫です。平安時代末期に平清盛によって備前に流された関白藤原基房は松を愛し、後に松殿と言われました。松澤家に伝わる口碑によると、治承四年(1180年)春に関白屋敷で桜の宴が催された折、岡山市八幡の地方豪族の娘の舞と歌が、松殿基房の眼にとまり、桜花にちなみ「桜姫」の名をもらいました。京都に召還された基房の養女として迎えられ一男一女をもうけ一男は松澤家の後を継ぎ、一女は嫁にゆき道元禅師の母と言われています。桜は北半球のどこにでも見られますが、日本では山桜が主流で、葉と花が同時にひらきます。秀吉が見たのは山桜です。江戸時代末期に改良されたソメイヨシノは山桜と大島桜が親で、花が先に咲きます。
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