災害用マンホールトイレ設置説明会
阪神淡路や東日本大震災といった大規模災害時にトイレが使用できなくなる等の問題が発生している。近い将来発生が予測される南海トラフ巨大地震でも強い揺れや液状化により水洗トイレが使用不可となることも想定される。このため岡山市では令和2年度から順次指定避難所に災害用マンホールトイレを設置しています。操明小学校には令和5年度に設置されたのでこの度、いざという時の為に実際に現物を見て説明を受けておこうということになりました。
8月22日(金)連合自主防災会役員や連町・民生委員有志をはじめ岡山市から危機管理課の河原課長補佐ほか2名、操明担当の指定職員4名と小学校の校長、教頭先生ら総勢25名が37度を超える炎天下の中、熱心に質疑をかわしながら説明を受けました。懇切丁寧に教えてくださった岡山市の方々有難うございました。
午後1時半に小学校玄関前に皆さん集合
暑さを避け校舎内に入り萩原連長からあいさつ
危機管理課職員からマンホールトイレの説明を聞く
説明用パンフ
ビニール袋の水分が凝固剤を入れると数秒で固まる事を実践して見せる。トイレ使用不可の際こんな方法もありますよ。
マンホールトイレの設置場所(校舎南側)へ移動します。
この倉庫に用具を収納しています。
災害時にトイレになるマンホール
水洗用の水(操明の場合は三番用水を想定)を取り込む可動式ポンプ
取水用とマンホールに流し込み用のホースです。
ポンプは手動もしくはカセットガス型発電機(左側)利用です
手前側のホースを用水までつないで取水します。
熱心にメモを取る小田会長
マンホールの蓋は専用の道具で開けます
マンホールは6箇所(手前は水洗用水投入口で他の5つはトイレ用)一番奥にある樋板を上げるとし尿は下流の下水道本管に流れ込む。
組み立て式の洋式トイレ
私(体重80k)でも大丈夫
簡易テント(障害者用大型1張)の組み立て
小型4張
こんな感じです。何か質問は無いですか。
暑い中ご苦労様でした。お礼あいさつの小田自主防災会長
後片付けを手伝って下さった校長、教頭先生お世話になりました。
写真・瀬崎 文責・萩原