操明この人 第12回「細野英子」(江並)
ソフトテニスと歩む人生
令和5年10月10日(火)~12日(木) 千葉市で行われた「全日本レディースソフトテニス大会シニアの部」に岡山県代表として出場 決勝トーナメントで勝ち上がり準優勝(昨年優勝)した地元千葉に善戦むなしく1勝4敗で敗れたが5組のペアの内、細野ペアは勝ち強豪チーム相手に一矢を報いた。試合終了後にチームメート達から細野さんの懸命にプレーする姿に感動しましたとラインが届き嬉しかったそうです。
*シニアの部は60歳以上が2組、65歳以上が2組、70歳以上が1組でチーム編成
全日本シニアレディース大会2023表紙
大会会場
試合前に整列し挨拶
応援にも力が入ります
メーカーもテントを張って販売
岡山の選手のプレー
選手を激励するベンチ
一緒に戦ったメンバー(前列中央)
細野英子の経歴 昭和25年(1950年)1月18日生まれ現在73歳
子ども時代は近所の男子と外遊びが大好きな女の子でした。
昭和40年 岡山県立岡山南高校に入学、ソフトテニス(軟式庭球)を始める。当時南高は山陽女子高・就実高と並び軟庭の強豪校で三強が軟庭王国岡山の代表を競い合っていた。
昭和42年 岡山代表として福井県で行われたインターハイ(全国高校総体)に出場
昭和43年 社会人チームの強豪天満屋に就職
仕事とソフトテニスの両立は厳しく、ソフトテニスの実績はほとんど無し。
昭和58年 33歳で江並の現在の家に転宅 近くに中電のテニスコートがあり家族(夫38歳、息子6歳)とソフト テニスを始める。
昭和60年 35歳で岡山婦人テニスクラブに所属
平成7年 45歳で福島国体に出場 5位入賞
令和5年 3月から骨盤調整の教室に通い、身体の可動域が広がる。
5月4日倉敷市春季ABC級ソフトテニス大会に夫婦で出場し優勝(身体の可動域が広がり今まで勝てなかった相手に勝てるようになる) 全日本レディース大会シニアの部に挑戦を決意
7月岡山県予選通過。素晴らしい仲間に恵まれ共に強化練習。
10月千葉県での本大会の活躍は上記の通り。
高校入学を機にテニスを始めて60年近く、70歳を過ぎた今も白球を追いテニスコートを駆け廻る姿は第2の青春そのもの。
スポーツを愛し、支えてくれる人たちに感謝しこれからも頑張って下さい。
なお彼女は現在、操明学区栄養改善協議会副会長、電子町内会役員として地域活動に貢献する傍ら、ビデオ制作にも秀で主に生物の生態を描写しNHKに投稿したり、夫婦で野菜作りを楽しむなど充実した日々を過ごしています。
昭和43年岡山南高校卒業アルバムより
(後列左から2人目)
平成7年国体中国予選プレー
福島国体パネル
福島国体プレー
国体予選中国地区1位 福島国体5位賞状
令和5年5月倉敷市の春季大会に夫婦で出場し優勝
令和5年10月21日 昨年新設の旭東テニスコートにて
写真提供・細野英子 文・萩原正彦 (文中敬称略)