発電所から見た風景今昔

昭和11年から約半世紀の間この地区には中国電力三蟠火力発電所がありました。
かっては東洋一と言われ、村の誇りシンボルでもありました。
今から62年前、昭和34年に発電所の屋上から北,及び南東に向けて撮影された2枚の貴重な写真があったので、同じ場所でドローンを飛ばし当時の風景との対比をしてみました。大きく様変わりした様子がよくわかります。

                      

北東側(中用水町内会)から見た発電所の往年の雄姿 周辺は民家も少なくのどかな田園地帯だった。

                    

発電所の屋上から南東(右から江並・下藤崎・桑野)を望む(昭和34年)

同じ方面で今は開発が進み往時の面影はなく遠く高島、児島半島の向こうに小豆島が見える。(令和3年)

北を見渡せば旭川堤防沿いに民家が多く、中央を流れる祇園用水の西側をこの当時より30年程前には軽便鉄道が走っていた。(昭和34年)

現在、この方面では農地は皆無で中用水町内会は当時約60世帯だったが今では430世帯となっている。平成4年に岡南大橋が開通し大きく変貌を遂げた。(令和3年)

                     

写真と文  瀬崎強一・萩原正彦

                                      

※ 三蟠火力発電所について詳しくは、左サイドのメニューで「操明写真館」を開き、第2回・第3回をご覧ください。

                         

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