操明懐かしの写真館(第14回)
戦後婦人会の歩み(その1)
戦前戦中の婦人会活動は時代背景から戦時色の強い、謂わば官製、銃後の守りを主とした活動になっていた。
戦後、民主主義の世で女性の地位の向上とともに、復興と発展のためには女性の力と熱意が欠くことができないものであった。
昭和21年、新憲法の公布により女性参政権が確立、男女平等の世において自発的に各村に新生婦人会が誕生することになっていった。
敬老会や各種募金等の社会奉仕、子供会の育成や盆踊り、祭り、旅行、運動会といった親睦行事の開催、スポーツの普及や文化教養の向上、新しい生活様式や賢い消費運動の取り組みといった幅広い活動は時代の進展に大きく貢献してきた。
昭和27年に三蟠・沖田婦人会は岡山市連合婦人会に参入し、市連主催の各種催しでは常に活躍し、その名を高めてきたことは誠に嬉しい限りで、先人たちの活動に敬意を表したい。
昭和27年三蟠村が岡山市に編入された年、3代目佐藤会長(前列左から4人目)から4代目片岡会長(同2人目)に交代し岡山市連合婦人会に加入 操南小PTA萩原会長と婦人会役員が記念写真(操南小学校)
昭和27年市連合婦人会の運動会に参加
昭和28年リレーの部で優勝
同年運動会出場の皆さん前列左端は片岡会長 三蟠農協前広場で後方には現在の操明学区の田園風景が広がる。
すぐ後方を後に南北に産業道路が走る。
昭和29年同大会に出場の三蟠の仮装行列 民謡めぐりと書かれている
同じく沖田婦人会
昭和30年頃同じく三蟠 前列中央に子供(男女2人)も参加している。
同じく昭和35年
昭和35年の運動会で幼児の菓子取り競争の世話をする婦人会役員(奥市グランド)
昭和37年岡山国体マスゲームの練習 操南小講堂前
同じくリハーサルに出場した沖田婦人会(県営グランド)
昭和37年10月 岡山で第17回国体が開かれ開会式に市連合婦人会がマスゲームに出場 左手がメインスタンド
三蟠・沖田婦人会も総踊りに参加し一糸乱れぬ踊りを披露 メインスタンド左手側から見る
国体マスゲーム出場の三蟠婦人会の皆さん 最後列右二人目は片岡会長 右隣は八田副会長
写真の一部は「三蟠婦人50年のあゆみ」から
(文責 萩原正彦)