伝統野菜 マクワウリ(真桑瓜)

           
 マクワウリはメロンの元祖とも呼ばれる伝統野菜で、昭和の中頃までは当地でもほとんどの家(農家)で栽培されていて、スイカともに夏の味覚の1つでした。しかし最近はスーパーマーケットでもほとんど見かけなくなりました。

マクワウリはつる性の夏野菜です。

普通は地面を這わせるため、栽培にはある程度の場所が必要です。

              

マクワウリにはいろいろな種類があり、代表的には黄色(黄金色)です。そのため当地では金ウリとも言います。

こちらのマクワウリは薄い緑色。

熟すると右側のように輪が入り、独特の甘いにおいがします。

右のようになると、見た目が悪く商品価値は落ちますが、美味しくなります。

切ると中に種がいっぱい入っており、その種を除き、皮をむいで食べます。

熟したウリは一般に腐りやすいので早めに食べます。

※ 「ウリ」と名が付く野菜には、マクワウリのほかに「白ウリ」があります。白ウリはキュウリの仲間で一般に漬け    物として利用されています。白ウリと対比するときマクワウリは味ウリと呼ばれます。

(瀬崎)

                

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