三蟠軽便鉄道発祥の地 記念碑建立

 大正4年から昭和6年までの16年間、三蟠ー桜橋(後に国清寺)間を走っていた三蟠軽便鉄道の歴史を後世に伝える石碑が三蟠駅のあった江並の平田釣具店前に設置され、7月31日(月)に関係者約70名が参加し除幕式が行われました。
 釣具店を営む平田竹二さん(93)が父親で駅長を務めていた平田高一さんの足跡を形として残したいという長年の願いが叶ったものでもあります。三蟠鉄道研究会の内田武宏会長が住民の生活を支えた軽便の功績を覚えていて欲しいと挨拶、沖田神社の秦宮司による神事に続き、大森市長ら来賓あいさつ、池田厚子さんをはじめ多くの方からの祝電披露があり、平田竹二さんからお礼のあいさつがありました。今から108年前の大正4年8月11日この地に鉄道を開通させた先人達の大事業に思いを馳せ、厳しい暑さの中行われた式を散会しました。

              

お礼を述べる平田竹二氏
皆さんから温かい拍手

上の左側の写真をクリック(タップ)すれば、平田さんのスピーチ(約2分)が聞こえます。(0.9MB)
※スピーチ中は黒色の画面になります。スピーチが終ったら「戻る」ボタンでこの画面に戻ってください。

                  

                     

平田夫妻を囲み参加者全員で記念写真

                    

                                      

【参考】 三蟠軽便鉄道については次のページを参照してください。

◯ 2021年11月13日 「三蟠鉄道資料館」

◯ H28.3.5 「三蟠鉄道資料館オープン」
         (旧ホームページ)

                       

 写真・構成 瀬崎強一  文・萩原正彦

             

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