ひな祭り
3月3日(桃の節句)がやって来たので久し振りにお雛を出しました。公民館勤務時代にお雛を飾り、皆さんとウォーキングした途中我が家に案内し、見てもらったり甘酒の接待をしていましたが、その後は機会もなく、しまったままになっていました。孫もできたりコロナも少し落ち着いてきたので7年ぶりに出してみました。孫たちもはじめての体験で喜んで手伝ったので早く並べられました。お雛様も長い間暗い所に入っていたので風に当たり気持ちよさそうでした。私達が子どもの頃には女子のいる家では段飾りのお雛を出していた家が多かった記憶があります。そして雛あらしといってお菓子やあられを貰い歩く風習が残っていました。今ではほとんど死語になっているようです。又お雛の形も住宅事情や収納スペースの関係でケース入りの内裏雛が多くなりました。昔を思い出して段飾り雛を出した機会に近所の子たちに声を掛け、雛あられや飲み物の接待をしました。お母さん達と話をしていると以前はこんな季節の行事を通しての近所付き合い、コミュニティーがあった事を思い出したひな祭りでした。
初めて見るよ 近くで見ると大きいなあ
はいポーズ
現在は親王飾りが主流(夫婦雛)
出し入れが簡単で収納場所も狭くて良い
今では見ることも少なくなった段飾りのお雛 15体の人形と嫁入り道具に御篭と牛車 右近の橘左近の桜ぼんぼりに明かりが灯ります
お内裏様(男雛と女雛) 二人並んですまし顔
白いお顔の三人官女・笛太鼓の五人囃子 白酒召されて赤い顔の隋臣(右大臣と左大臣)が従う
雛あられを用意してお客さんを迎える
アンパンマンや色んなデザインものがある
近所の子どもたちがやって来ました
どうぞ召し上がれ
子どもたちを優しく見守ります
邪気を払うという白酒の代わりにカルピスを
子どもたちはお雛様より遊びに夢中
女雛も苦笑い
写真と文 萩原正彦