8月23日はお地蔵祭り

操明小学校南約100mの三番用水沿いにある祠(ほこら)にはお地蔵様が2体鎮座されています。
お地蔵様は人々のいろいろな願いごと、悩みごとを聞いてくださる仏様(地蔵菩薩)だと言われています。
特に「子どもの守り神」として信じられており、子どもが元気に育つようにと、赤いよだれかけをかけ、頭に赤い頭巾をかぶっておられます。

毎年8月23日はお地蔵祭りの日です。今年も近隣の数名が花を飾り、お菓子を供えて、コロナ退散を願いながら「おかんき(お看経)」をあげました。参加者は以前はもっと多かったのですが、高齢化が進み、今では少人数になってしまいました。
※ おかんきをあげる = ある特定の場面でお経を唱えること。(当地独特の拡大解釈された表現かも知れません。)

操明小学校の南約100m(三番用水沿い)にある木野山様とお地蔵様の祠(ほこら)
                       

今日は特に入念にお掃除

きれいになりました

次はお花

一段ときれいになりました

お地蔵様もうれしそう

薄暗くなりかけた午後7時、「おかんき」が始まる

お菓子や果物が供えられています。

先達の2人に合わせて、「ハンニャハラミタ・・・」

「・・・・ギャーテイボウジーソワカー。」

「おかんき」の後は、子どもにお接待

大人もお供え物を頂きながら、しばしの時間。

早くコロナが終息しますようにと願うばかりです。

「どんなに雨が降らない年でも、お地蔵祭りが来ると雨が降りやすくなる」という言い伝えがありますが、今年はその逆で、お地蔵祭りが来てやっと雨がやんだようです。こんな年は初めてです。地球の温暖化の影響でしょうか?(写真・文 瀬崎)

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