操明懐かしの写真館(第13回)

戦後の青年団活動

戦後の混乱期から落ち着きを見せだした昭和24年頃、当時は上道郡の三蟠村(江並・江崎・藤崎)並びに沖田村(桑野・沖元)に青年団が結成され、若き男女がスポーツやレクレーションで交流を深め、村の行事に積極的に参加し、社会奉仕をするなど活発な活動をしました。三蟠青年団は昭和24年9月に結成され、団員213名で団長は小山隆也氏、各地域に支部が置かれていた。翌年上道郡青年協議会に加入した。(三蟠村誌)
昭和27年4月1日に両村は岡山市に編入されたため、以後は岡山市青年団協議会に加入。
活発に活動していた青年団も時代の流れか、団体としての活動より個人としての趣味や考えが優先されるようになり、団員の減少により昭和30年代中頃から衰退していった。その後復活への動きもあり、三蟠地区では昭和46年に中村和彦氏を団長に新生青年団が結成されていたが、50年代前半に残念ながら幕を閉じることになる。

昭和26年三蟠青年団中用水支部が女子青年と一緒に出崎海水浴場に

昭和28年 野球好きが集まり三蟠青年団にチームをつくり 対外試合を活発にし他地区とも交流を深めていた。

昭和28年野球チームが岡山市の大会で優勝し三蟠農協へ報告に表敬訪問、後列左から4人目が組合長

           

昭和33年10月 沖田青年団員が冲田神社奉納相撲大会に出場

同青年団が男女合同で親睦旅行に

昭和32年1月15日 岡山市公会堂(市内内山下で現在の県庁舎がある場所)で行われた第6回成人式に参加した沖田青年団員たち

              

昭和34年頃 沖田神社境内に設営された舞台で沖田青年団が高齢者を招待し演芸を披露 写真はカマス(稲わらで作られた肥料など入れる袋)を化粧まわしに見立て横綱の土俵入りを演じている。

左に同じで芝居を演じた後で全員で歌と踊りを披露している。

(文責 萩原正彦)

                       

                           

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