段原樋門工事の進捗状況
2009/03/16
カテゴリー: 話題
中原地区、旭川左岸堤防が龍ノ口山に接する所に、段原樋門があります。この樋門は昭和23年に設置されものですが、老朽化のため新らしい樋門を設置する工事が、昨年、平成20年11月から始められています。
完成予定は6月末で、国土交通省発注工事として進行 しています。
工事の概要は
- 樋門の前後(旭川、段原川)に仮堤防設置
- 工事地区の堤防土砂、樋門本体撤去、排水設備設置
- 新樋門設置
- 堤防再設置、仮堤防撤去
の予定で、現在は3段階目の途中が進捗状況です。
新樋門は中原や旭川荘の防災強化につながるか
国土交通省の一級河川管理にあっては、旭川が大きく蛇行する大原橋近辺から百間川への増水時の引き込みが始まる中島までの左岸の堤防が危険ヶ所として、要補強ヶ所の一つとされています。
我が中原地区は、まさにその中心にあり、堤防補強を切望していたもので、完成の暁には胸を撫で下ろすものです。
防災事業として順次改修・補強が計画されていますが、この樋門工事もその一環です。
新樋門の断面積、取水量、堤防の高さ・幅は従前と変わりませんが、樋門は取入れ口を含めて長くなり、強化されています。
樋門部分以外の堤防も、現在、下ノ原地区で行われている強化工事完成が待たれます。