後楽園 お田植え祭
投稿日:2019年6月9日
岡山市の後楽園で9日、「お田植え祭」が開かれた。太鼓や歌に合わせて早乙女たちが苗を手植えする「太鼓田植(たうえ)」(岡山県重要無形民俗文化財)が披露され、観光客が伝統的な農作業風景を楽しんだ。
新見市の「哲西はやし田植え保存会」と「神代(こうじろ)郷土民謡保存会」が園内の井田(せいでん)約500平方メートルでそれぞれ実演。紺がすりにすげがさ姿の早乙女たちが横一列に並び、男衆が打ち鳴らす太鼓や田植え歌に合わせてテンポよくもち米の苗を植えていった。
一般参加者による田植え体験もあり、早乙女に交じって苗を手植えした。
お田植え祭は、江戸時代に園内で行われていた行事を1962年から再現しており、今年で58回目。もち米は10月に収穫し、来年5月にあられにして園内で販売する。
哲西はやし田植え保存会
神代(こうじろ)郷土民謡保存会
今見頃の花菖蒲
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