連合町内会長挨拶

古都学区連合町内会     
    会長 人見 亨 

少子高齢化が言われ、大都市集中の弊害が話題となる今日、私どもの古都学区もその様な地域として様々な状況とそれへの対策を強く意識しなければならないと思います。

 五年後、十年後の町内を思い描くとき、時間は余り残されていないことに気づきます。

 その意味から、連合町内会としては、開かれた組織として、情報はできるだけ広く伝えることを心掛けます。各地域の町内会に共通する課題、行政側の施策それとの連携・方向づけについて分かりやすく伝え、又、皆さんの意向を集約できたらと考えています。

 次にコミュニティ協議会や各種団体との係わり方です。学区内で催されるイベント、例えば、お祭りや敬老会等々、長年の歴史を持ち、伝統ある活動は、コミュニティ協議会や各種団体が中核となって活動していただくことであり、連合町内会は実行委員会等を通じ、学区地域のネットワーク組織として参加し、大いにその役割を果たし、楽しみたいと考えています。

 連合町内会として取り組む課題の主なものとして、第一に就学前施設の整備です。その為の組織として「古都こども園推進協議会」を発足させましたが、各種団体や幼・小のPTA代表の方々にも多く入っていただき、行政への要望の窓口の組織といたしました。保育園を含む幼児期の教育施設の地域形成に果たす役割は極めて大きいものがあります。

 第二に防災の関連です。「安全・安心まちづくりの会」と連携し、促進方を急ぎたいと思います。

 古都学区は、「古都ふるさとかるた」に歌われているように、文化・伝統の地であると言われています。今一度、活力のある古都学区にしたいと思っています。

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