常慶寺住職柳川穆宗


日出でて乾坤(けんこん)輝く
正月が来ると世の人はみな「おめでとう」と
乾坤とは天地


The copyright of these pictures belongs to a copyeight person.
Unapproved reproduction and duplicates. such as a picture.
a text. etc. in a site. are forbidden.
これら画像の著作権は著作権者に属します
サイト内の画像・文章等の無断転載・複製を禁止します





鳥にまつわる諺


鳥疲れて枝を選ばず

 本当に生活に困ると、職業の良し悪しをとやかく言わないということ。
 飛び疲れた鳥はもはや贅沢は言っておられない、どんな枝にでも止まる。
鳥囚われても飛ぶことを忘れず
 誰でも自由を求めない者はいないということ。
 籠の中の鳥はいつも広い自由な天地を羽ばたこうと願っている。
 つながれている馬は常に自由に駆けたいと思っている。
鳥なき里の蝙蝠(こうもり)
 優れた人のいない所では、つまらない者が幅を利かしているということ。
 強い者のいない世界では、たいした者でなくても大将となって威張っている。
鳥の鳴く音は何処(いずこ)も同じ
 どこえ行っても人の情けは同じだということ。
鳥の両翼 車の両輪
 両者そろってはじめて役に立つもの。互いに協力し働くべき間柄のたとえ。
鳥は立てども後を濁さず・立つ鳥後を濁さず
 立ち去るものは後を見苦しくないようによく始末をすべきた。
 巣を汚したままにしているのは病気の鳥だけた。
鳥は鳴く音によって知られ、人は語る言葉によって知らる
 鳥の良し悪しはその鳴き声によって判断され、人の人格は語る言葉によって判断される。
 The bird is known by his note, the man by his words.
鳥は古巣に帰る
 故郷は忘れることができないというたとえ。