常慶寺住職柳川穆宗


金龍九天に昇る
龍となって天に昇り
蛇となって草に入るという言葉がある
その時その場に応じて、自由に働く

辰(龍・竜)にまつわることわざ

登竜門 (とうりゅうもん)
 「竜門」は、中国の黄河中流の急流、ここを登った鯉は竜に化するという言い伝えから、困難であるが、そこを突破すれば立身出世できる関門の意、また運命を決める大切な試験。

辰巳下がり
 言葉がおだやかで上品なこと、またそのさま。

竜は一寸にして昇天の気あり
 優れているものは、幼い時から非凡な才能があるということ。

竜が雲を得る如し
 竜が雲を得て天に昇るように、英雄豪傑などが機に臨んで盛んに活躍すさま。

足元から竜が上がる
 身近なところて゜突然意外なことがおこること、また急に思いついて物事をはじめること。

時至れば蚯蚓(ミミズ)も竜になる
 時流に乗って地位を得れば、才能がない者でも権威をふるうようになると言うこと。

竜馬のつまずき、龍の駒にもけつまずき
 どんなに優秀な馬でも時にはつまずくことから、名人も賢人でも、失敗して間違いを犯すすというたとえ。

竜の鬚(ひげ)を(アリ)が狙う
 自分の弱小な力量を願みずに、強大なものに反抗すること、また、大それた計画や無謀なことをするたとえ。



参考図書
 ことわざ大事典(小学館)、広辞苑(岩波書店)、四字熟語辞典(岩波書店)



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