常慶寺住職柳川穆宗
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頭は低く目は高く心は広く善をめざす 善き人にあって教えられ 悪き人にあって反省すれば 善悪共にありがたし |
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子にまつわる諺 |
鼠が塩を引く ネズミが塩を引いて行くのは少量ずつだが、度重なっていつの間にか大量になることから、些細なことが積もり重なって大事になることのたとえ。 鼠壁を忘る壁鼠を忘れず ネズミは壁をかじったことなど忘れているが、壁にはネズミのかじった跡が残る。被害者の恨みは長く続くということのたとえ。 大山鳴動して鼠一匹(だいざんめいどうしてネズミいっぴき) 前ぶれの大騒ぎの割に実際の結果が小さいこと。大きな山が大きな音をたてて地震を起こしたが、出てきたのはネズミ一匹だった。 窮鼠猫を噛む(きゅうそネコをかむ) 絶体絶命の窮地に追い詰められて必死に反撃すれば、弱者も強者を破ることがあるというたとえ。 鼠の嫁入り あれこれ迷っても、結局は平凡なところに落ち着くとのたとえ。 急ぐ鼠は雨に会う 少し待てば雨が上がって濡れなくて済むところを、急いで飛び出すので雨に降られる。慌てはいけないとのたとえ。 時に遇えば鼠も虎になる よい時期にめぐりあうと、つまらない者でも出世して権勢をふるうようになることのたとえ。 猫の留守は鼠の代 ネコのいないときはモズミの天下、強い者のいないときは弱い者の世の中であるということ。 |
ねずみの嫁入り むかし、むかし、ある その子はずんずん大きくなって、輝くほど こうなると、もうねずみの ねずみのお父さんとお母さんは、「うちの そこでこの そこでお父さんはお母さんと そしてお日さまに、「お日さま、お日さま、あなたは するとお日さまはにこにこなさりながら、「それはありがたいが、 お父さんはびっくりしました。 「まあ、あなたよりもえらい 「それは 「なるほど。」 お父さんはそこで、こんどは 「 「それはありがたいが、 お父さんはびっくりしました。 「まあ、あなたよりもえらい 「それは 「なるほど。」 お父さんはそこで、こんどは 「 「それはありがたいが、 お父さんはびっくりしました。 「まあ、あなたよりもえらい 「それは、 「なるほど。」 お父さんはそこで、こんどは 「 「それはありがたいが、 お父さんはびっくりしました。 「まあ、あなたよりもえらい 「それはだれでもない、そう言うねずみさんさ。私しがいくらまっ四 「なるほど。」 とねずみのお父さんは、こんどこそほんとうにしんから そして おしまい |