米倉博物館


展示NO-N43 「千歯こぎ」

 足踏脱穀機が世に出る以前は、「千歯こぎ」で稲や麦の穂をこくために歯に稲穂を引っ掛けて籾をこき落としていた。
 大変な重労働であった、こき落とした籾は「ふるい」にかけ選別し、稲穂の付いた物はNO−34の「ベイナギ」で叩きて脱穀していた。

 おち穂ひろいは子供の役割であった、美しい夕焼けの下で夕日が沈むまで家族と共に秋の収穫作業をしていた。