米倉博物館


展示NO-N34 「べいなぎ」  「田下駄」

 「べいなぎ」は稲穂の脱穀、豆類の脱穀に使われていた、乾燥した稲や豆を「むしろ」に広げ「ブリコ」の先を打ち付けて脱穀し「ふるい」に掛けて選別していた。
 「ブリコ」にも、先の打ち下ろす部分が竹製の物と鉄製の物があった。

 「田下駄」は現存する貴重な資料で、わらじを履いた足に「田下駄」を付け、ざぶ田(足のぬかるむ沼田)の草取りなどに履いて作業した。
 雪国の「かんじき」のような物で、木製で裏面は木枠が施してあり滑らないような構造になっている。