米倉博物館


展示NO-N11 「田植え綱」  「しもく」

 親綱と植綱があった、親綱に直角に植綱を張り二枡づつ下がって植えて行った、二人一組となり、行きを植綱の標しに沿って植え、帰りは中を植えて下がる、速さを競ったものだが腰の痛さの記憶は強い。
 「しもく」はこの地方独特の物で、藺草を刈取った後の「後植」(あとうえ)に使用した、水を張っても田が固いため「しもく」で植穴をあけ早苗を植えて行った。