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ニューストピックス(2017年11月30日)

糖尿病予防食講習会

11月30日(木)、午前10時から富山公民館1階、料理講座室において富山学区栄養改善協議会が、〜多くの食品をバランスよく食べましょう〜 シリーズの一環として「糖尿病予防食講習会」を開催しました。参加者は学区内の女性が5人、栄養改善協議会のスタッフが5人でした。

石部講師
石部講師

講師は、岡山市保健所健康づくり課の栄養士の石部典子さんとくらしき作陽大学栄養学科の岡本万里・東影美春さんの3人でした。

最初に栄養改善協議会の中村会長から開会の挨拶があり、続いてアシスタントの岡本万里さん、東影美春さんから糖尿病の予防としてどんなものを食べたらいいのか。日頃の生活でどんなことに気を付けたらいいのかなどの話がありました。

日頃から食事面のリズムを整えること。食事はバランスの良い食事をとること。血糖値の上昇が穏やかな食品を選ぶこと。そして血糖値が急激に上がりにくい食べ方をすること。体重を維持する運動の必要性について手作りのフリップを使って、わかりやすい説明がありました。

挨拶する中村会長
挨拶する中村会長
糖尿病予防啓発パネル
糖尿病予防啓発パネル
(画像クリックで別ウィンドウに拡大表示)

続いて、石部典子講師からレシピの説明があった後、4つのグループに分かれて料理づくりに取り掛かりました。皆さん方、料理についてはベテランの主婦ばかりですが、新しい料理とあってレシピと首引きで、先生やアシスタントのアドバイスをいただきながら1時間20分ぐらいで各テーブルとも料理ができあがりました。

料理作りに熱中の受講者

今回の献立は、(1)ゆで豚の香味ソースかけ、(2)豆腐とカニのくず煮、(3)小松菜のマスタード和え、(4)デザートとして「いもようかん」の4品でした。糖尿病の予防食ということで糖分控えめで代わりに豆板醤、ショウガや練りからしなど使って味を付けたということでした。

完成した料理

最後に、お楽しみの試食に入りました。ゆで豚の香味ソースかけは、豚の脂身が湯抜きしてあっさり味となってレタスやブロッコリー、ミニトマトなど色鮮やかに盛り付けられて味付けの豆板醤が良く効いていました。豆腐とカニのくず煮は、高価なカニ缶が入っており、しょうが味が効いて片栗粉を使った出汁がいい味でした。小松菜のマスタード和えは人参やちくわも入っておりボリューム満点、練りからしが良く効いていました。デザートのイモようかんは裏ごしが施され、砂糖も控えめにされたということでしたが適当な甘さで、皆さんおいしいと大好評でした。

いずれの料理も家庭ではなかなか作れない料理・味付けでした。皆さん、早速チャレンジしてみようと意気込んで帰路につきました。

(文・写真:湯浅)

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