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ニューストピックス(2013年2月15日)
富山幼稚園に相撲部屋!?
2月15日(金)午前、岡山市立富山幼稚園に岡山理科大学附属高校相撲部の田所先生ほか4人の部員がやっきて園児たちと交歓しました。
これは、同幼稚園の奥山主任のご主人が西大寺小学校当時の教え子の一人に大森康平君[今春理大附高を卒業して大相撲の入間川(元 栃司)部屋に入門し、“序の口”として番付スタートすることになっている180cm〜177Kgの有望力士 ⇒ 同日の山陽新聞朝刊27ページに紹介記事あり]がいた・・・というご縁で実現したもので、平素のお遊びでも相撲に興じているという園児たちは「今日はお相撲さんがやって来る」と朝から大興奮の体です。
2階の遊戯室にはにわか作りの土俵が設えられ、集まった年長・年少の園児の前に凛々しいまわし姿の高校生力士たち(といっても、全員が100キロ超?の巨漢揃い)が現れると室内の空気はピン!と張り詰め、田所先生の指導と解説で平素の稽古の様子が披露されました。
さあ、いよいよ力士と園児たちの対決です。
初めは1対1の対戦ですが、園児たちは吊り出しならぬ抱っこ出しでそっと土俵の外に出され(置かれ)てしまうというユーモラスな展開・・・、それではと2人、3人・・・、終わりには5人のちびっこたちが束になってかかっていきましたが、お兄ちゃん力士たちも心得たもので、ときには押し出されたり、転がされたりの名演技も交えながら園児たちを楽しませてくれ、室内は大歓声に包まれていました。
最後に、園児代表から手作りのお守りを贈られた高校生力士たちは、お守りを首に下げ、モミジのような小さな手と握手して、しばしの交歓を噛みしめているようでした。
会場には康平君のお母様のひとみさんもおいでになっていて、大阪場所で初土俵を踏むわが子を慈しみと励ましの眼差しで見つめていました。
(文・写真:小野田)