竜巻（トルネード）とは何かと、映像を見たり、身近にあるもので模型実験をし、体験してみたい。

導入

１．　自然の中には渦はいっぱいある。
　　　　　台風、鳴門の渦潮、うずまき銀河

２．　インターネットで竜巻を見る
　　　https://www.youtube.com/watch?v=KUIFb0PmOsw
　　　https://www.youtube.com/watch?v=tOaOOdZEtcg
　　　https://www.youtube.com/watch?v=D8Z4siNPdbc　　　

３．　竜巻：
　　　　　積乱雲(=入道雲)の下に地上から雲へと延びる高速の渦巻き状の上昇気流

実験

４．　入浴剤で竜巻
　　　①　　発泡系入浴剤を割って小さくする。
　　　②　　ペットボトルに４０℃くらいのお湯を8分目くらいまでいれる。
　　　　　　砕いた入浴剤を、小指の第一関節までの大きさくらい入れる。
　　　③　　泡が出てきたら、ペットボトルをぐるぐる数回回す。
　　　④　　平らな所において真横から観察する。
　　　　　　（色のついた水は捨てない）　　　　　

低学年のクラス

教室風景	入浴剤での竜巻発生の模擬実験

高学年のクラス

入浴剤での竜巻発生の模擬実験

演示
５．　　瓶の水を早く出すにはどうすればよいか。　１．８ｌのペットボトル使用。

実験

６．　　ペットボトルでトルンードの実現
　　　　使用するもの：ペットボトル；2本、接着剤、テープ、穴あきキャップ、雑巾
　　　①　タオルを準備する。
　　　②　ぺットボトル１本に水を入れる。
　　　③　穴あきキャップを装着。
　　　④　もう一つのペットボトルを逆さにして、キャップにつける。
　　　⑤　水を入れているペットボトルを上にしてトルネードを作ろう。

低学年のクラス

水中に作られたトルネード

まとめ

７．　①　問題です。「下のペットボトルには水が入っています。
　　　　　では、上のペットボトルには何が入っていますか？」
　　　　　---　そう、何も入っていないのではありません。空気が閉じ込められています。２本のペットボトルの水と空気は、外に逃げられません。ですから、上のペットボトルの水が、下のペットボットルの行こうとしても、空気が邪魔をするのです。だからなかなか、水が落ちないのです。
　　　②　そいうわけで、「上のペットボトルの水を、下のペットボトルに落とす」というのは、
少し間違っています。「上のペットボトル水と、下のペットボトルの空気を入れ替える」というのがほんとです。
　　　③　ぺッボトルのトルネードをよく見てみましょう。
　　　④　トルネードの渦巻きの真ん中には、しっかりと空気のとうり道があります。上の水と下の空気が上手に入れ替わっているのです。速さの秘密はそこなのです。

８．　　竜巻の解説ビデオ（高学年）
　　　　https://www.youtube.com/watch?v=we1mRBiwJLE
　　　　https://www.youtube.com/watch?v=bQLS8bK6EYo


竜巻の様子１	竜巻の様子２


竜巻の様子３	高学年のクラス