平成26年度 第4回竜之口サイエンスラボ |
明日のお天気 なぁんだ? 〜シリカゲルの秘密を探ろう〜 |
平成26年8月19日 竜之口小学校 |
指導 中村 |
低学年 |
☆ 目的 1. 乾燥剤として身近にあるシリカゲルの働きを知る 2. 空気中には水蒸気があることを知る。 3. お天気の予想がつくようになる。 |
教室風景1 | 教室風景2 |
☆ 実験の流れ |
@ シリカゲルの説明 シリカゲルを見たことがありますか? どのような働きをするのかな? A 実験1: 【シリカゲルに水を加えると?】 使用器具、材料: シリカゲル、アルミカップ、水 1. アルミカップにの中にシリカゲルを入れて、水を少し加えて様子を観察する。 B 青色シリカゲルの説明 塩化コバルトの色は、乾燥時は青色で、水分を含むと紫色(ピンク)に変化する。 実験1のシリカゲルの色はどうなっているのかな。 |
C 実験2: 【お天気フラワーを作ろう】 使用器具、材料 塩化コバルト水溶液、シャーレ、コーヒーフィルター、セロテープ、ストロー 1. コーヒーフィルターの下のほうをつまんでセロテープでとめる。 2. コーヒーフィルターを広げて、お花のような形を作る。 3. ストロウニに自分の名前(目印でもよい)を書いて、上野の方に切込みを入れる。 4. シャーレに塩化コバルト水溶液を入れる。 *各班にサポーターが入れて回る。 5. セロテープで止めたところをストローの切込みを入れたところに差し込んで、テープでとめる。 6. ストローの部分を持って、シャーレの液にフィルターの先の方を少しつける。 7. しばらく浸したのち、取り出して乾燥する。天気ならば、太陽光で、曇っていればドライヤーで乾燥さす。 |
乾燥剤の中の色のついた粒 水を入れて観察 |
乾燥剤の実験のための瓶 |
お天気フラワーの作成1 | お天気フラワーの作成2 |
D 実験3: 【シリガゲルに入った瓶に濡れた紙を入たら?】 使用器具、材料: シリカゲルの入った瓶、紙、水】 1. シリカゲルの入った瓶の中に、紙を水で濡らし、絞って入れ、蓋をする。 2. 尻じゃゲルと紙が混ざるように瓶を振る。(数分間) 3. 青いシリカゲルの色の変化を観察する。 4. 青いシリカゲルの色が変わったら、中の紙を出して観察する。 |
E 観察 実験2で作ったお天気フラワーの色はどうなっているかな。 お花に息を吹きかけてみたり、ドライヤーで温かい風を当ててみたりしよう。 |
F まとめ シリカゲルの働きと色のついたシリカゲルがなぜ入っているのかわかったかな お天気フラワーを観察して、お天気を予想してみよう。 |
完成したお天気フラワー | お天気フラワーの乾燥 |
高学年 |
☆ 低学年と同じように湿度で色の変わる指示薬や乾燥剤の実験をしたのち、先人が体験から編み出した言い伝えについて考えてみました。 |
お 天 気 こ と わ ざ ク イ ズ |
観天望気(=かんてんぼうき)という、自然現象や生物の行動の様子などから天気を予想する天気の”ことわざ”のようなものがあります。 |
古くから天気を予想することは、漁師、農民、商人など多くの人にとって重要なものでした。世界各地の人々は、【観天望気】を用いて、天気を予想してきました。 |
さて、あなたはお天気博士になれるかな? 次のような時のお天気はどうなるのでしょう?? 予想して、○をつけましょう。 |
1. 夕方、西の空が赤い。夕焼けの時は明日は(晴れ、雨、曇り) 2. あさ、東の空が赤い。朝焼けの時の今日は (晴れ、雨、曇り) 3. 太陽の周りにわっかができた。お日様が笠をかぶっているとこれから(晴れ、雨、) 4. ツバメが地面近くを飛んでいる。これから(晴れ、雨、) 5. 夕方、東の空に虹が出た。これから(晴れ、雨、曇り) 6. 猫が顔を洗うと(晴れ、雨、曇り) 7. 雲が南東に流れると(晴れ、雨、曇り) 8. 雨蛙が鳴くと(晴れ、雨、曇り) 9. 煙りがまっすぐに上がると(晴れ、雨、曇り) 10. 飛行機雲が長い間できると(晴れ、雨、曇り) |
あなたの得点は・・・・・・( )点? |
さて、あなたは 10点 : 素晴らしい!! お天気博士に任命します。 8〜9点 : よくできました!友達にも明日のお天気を教えてあげましょうね。 5〜7点 : なかなかすごいです。雲をよく見ているとお天気を当てられるよ。 3〜4点 : まあまあかな。天気予報をよーく見ることにしましょう。 1〜2点 : うーん…がんばりましょう。今日作ったお天気フラワーを観察してみてね。 0点 : ピーンチ!!周りの動物の方がお天気よく知っているよ。 |