平成23年度 第9回 竜之口サイエンスラボ
世界を動かす不思議な力 
〜方位磁石を動かそう〜
平成23年12月22日 竜之口小学校
指導 平松

導入
☆ 物つくりのたいへんさを実感してもらうためにコイルを巻いて電磁石を作ることを計画しました。
☆ まず電気とは何か。  エネルギーの一つだ。  エネルギーとは仕事をしてくれるもの
眼に見えないので捕まえにくい  等々。
見えない力の観測
□ 電磁石の周りに方位磁石を置き、電流を流すと北に向いていた方位磁石が磁石の力で向きを変えるのを観察。何か見えない力の向きに向いている。その力の向きを表す線を磁力線という。磁力線はループになって閉じている。
□ 一度電流を通すと鉄のボルトナットが磁化して電池の電流を切っても磁石に近くの磁針は北に向かない。
コイル通電前;磁針は北を向く コイル通電後;磁針は磁力線の方向に向く
電気とは エネルギーとは
磁針で磁力線を見る 磁針で磁力線を見る
電磁石の作成
8φ長さ35mmののボルトナットのねじの切ってある部分にちょっと厚手の紙を巻きセロテープでとめる。その上に0.6φの被覆銅線やく10mを6層程度に巻きつける。1層毎セロテープで固定する。つぎに巻く途中を示す。2層目の写真なし?
実験計画
(1) 電池(3V)につないで、ゼムピンを幾つ吸い付けるか、小さな釘を何本吸い付けるかを調べる。
(2) 銅線と同じくらいの0.4Ωの抵抗を直列に入れて吸い付けるゼムピンや釘の数はどうなるか。
(3) ネジをはずして、空芯の電磁石にすると吸い付ける力はどうなるか。
    この場合コイルの両端をセロテープで塞いでおかないと、コイルの中に鉄片は入ってしまいます。
○ 低学年では、きれいにコイルをまくところまで行かず、とにかくコイルが巻けました。計画したところまでゆかず、電磁石に釘やゼムピンをつけて電磁石ができたことを楽しみました。眼に見えない力が働くことを実感しました。
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