第9回 竜之口サイエンスラボ
平成22年11月15日 竜之口小学校
落下、この動きの正体? 〜見えない力の秘密を探そう〜
指導  高見
今回は力の働きを知ることを目的に3つのテーマで実験しました。各自で簡単な装置をつくり、実験をしました。不思議なことも起こりました。
1. 危険な乾電池
 80cm位の太さ中のタコ糸の両端に乾電池と5円玉を結び割り箸で写真3のように乾電池を垂直にたらし、5円玉を水平方向にセットし5円玉を離したとき、5円玉は水平に糸に引っ張られ、乾電池が下に落ちて危険と思われるが(写真4)、糸が割り箸に巻きつき、乾電池の落下を阻止する(写真6)。
 この場合、注意事項は
 5円玉(4g)に対して錘が20〜30倍の重さであること(この重さ比であると糸が3回まきつくと摩擦で錘は落ちない)、
 5円玉は必ず水平方向に糸を張ること(水平より下がるのはよいが、上がるのは不可)
 水平方向の糸の長さは糸の全長の半分以上であること
 等である。
 
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2. パラシュート作り
 正方形にした薄いビニールシートを、三角形になるように2つ折にし、正方形の中心が鋭角の頂点になるように、もう三回2つ折し、一番短い辺が直角三角形の直角のところの一辺となるように切る。開くとせい8角形が出来る。8角形の頂点に糸をセロテープで貼り付ける。ビニールシートの頂点をつまんで引き出し糸をそろえてビニールシートから30cmくらいのところに人間に対応する錘として割り箸の1/3をセロテープで装着する。上手に丸めて投げ上げるとパラシュートが開きゆっくりと落下する。
3.  紙トンボ作り
 牛乳やジュウスの紙パックを切って竹とんぼの羽の部分を作り、回転棒はストローを利用する。切り出した羽を2枚利用するか、1枚を2つに折り曲げ、ストローの先端に切り目をいれ、ホッチキスでとめる。羽を真横でなく羽が回転するとき水平に対して少し角度を持つように折り曲げる(写真10)。竹とんぼでなくても紙トンボでもよく飛ぶものが出来る。羽の長いのを作るとゆっくり回転してくれる。
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