【賞田Hotトピックス】 NO.47 戻る
アユモドキの赤ちゃん観察会がありました
【平成15年7月13日(日)午前9:30〜11:30】 関連ページ アユモドキ アユモドキの新産卵場所を確認
本日、国の天然記念物「アユモドキの赤ちゃん観察会」が七つ石付近のアユモドキ繁殖用の田んぼで開催されました。あいにくの強い雨でしたが、小学生なども交え40名以上の人が集まりました。 最初に岡山淡水魚研究会の青会長より、アユモドキの赤ちゃんの観察の仕方などの説明があり観察が開始されました。 この田んぼは中に水路が切ってあり、網で魚をすくいアユモドキの赤ちゃんが何匹いるか調査するものです。 本日はアユモドキの稚魚が185匹と多く観察されました。また成魚も2匹確認しました。昨年は35匹でしたから今年は圧倒的に多く確認できたことになります。多く確認できた原因の一つとして、今年は繁殖用の田んぼにアユモドキが生息しやすいよう水路を増やしたことが考えられるとのことでした。 ただし今年は昨年に比べて水温が低いため、餌のミジンコ等の発生が少ないせいか、稚魚の成育が例年よりも遅いそうです。これから梅雨が明けて水温が上がるとまた大きくなるとのことです。 なお、捕獲して撮影した稚魚などはすべて元のところに返しております。 |
約2.5〜3.5センチのアユモドキ(目盛は1p) |
繁殖用の田んぼ | 下の成魚(約10p)と比較しみてください |