【賞田Hotトピックス】　NO.209　　　　ﾄﾋﾟｯｸｽ・トップ　　　ホーム

（3）【犯罪例B】　

（１）　（２）犯罪例A　（３）犯罪例Ｂ

見まもり新鮮情報 Ａさんはなぜ高額な健康機器を買ってしまったのか？ 先月、無料で健康機器が使える店が近所にあった。器械は腰痛や足の痛みに効いたし、集まった人とおしゃべりできて楽しいので、１ヶ月ぐらい通っていた。ところが突然、店を閉めると言われ、「今まで通ってくれた人にだけ売る。 値段は50万円だが、この器械を使えばガンも防げる」などと言われて、あわてて５０万円で器械った。でも自宅でやっても効果がない。（70代　女性　Ａさん） 業者の作戦： ★ 対象は、お金があって、健康に不安を持っている高齢者。 ★ 最初から値段をいえば買ってくれない。最初は器械を無料で使わせて、お茶菓子も出して楽しませ、器械の効果を信じ込ませる。 ★ 店を閉めると言って、50万円と値段を言う。 すでに顔なじみになっているから、断れない。 ★ 今買わないと、ほかでは買えないとあおる。 一人が買えば、つられてみんなが買うはず。   Aさんの気持ち： ☆　 店に行けば器械は無料で使えるし、みんなにも会えるので楽しかった。 ☆　 ５０万円はすごく高いと思ったけれど、他では買えないし、なんにでも効くならいいかと思った。 ☆　 みんなも買うというので、つい買ってしまった。自分がやってしまったことだし、もう仕方がないと思っている。 ☆ 高齢者の健康に対する不安や、顔なじみには断りにくい気持ちに、つけこんだ手口です。 ☆ 健康は心配ですが、何にでも効く健康機器はありません。「高額な買い物は冷静になってから」です。その場では決めないで、帰宅してから家族･友人に話してみましょう。 ☆ 心配なときは、お近くの消費生活センターに相談してください。