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不審者情報の取扱いついて 【平成16年11月24日(水)】 奈良県警 賞田不審者情報
奈良市で起きた女子小学生誘拐殺人事件について、毎日のように新聞やテレビで報道されてます。いまだに犯人は捕まっていません。このような事件が身近に起きると子供を持つ親御さんは、毎日大変心配なことと思います。私も小学生や幼児の孫を持つ身として、憂慮に堪えません。 当町内では平成15年2月5日から小学校から父兄に出されるチラシを元に「不審者情報」をホームページに掲載し、広く皆さんに周知し注意を喚起してきました。 平成16年2月27日発行のチラシ以降、不審者情報がありません。今年は、地域や学校などの取組みで、子供が直接被害にあうケースが出ていないそうです。再発の可能性がある事柄なので、学校でも十分注意しているとのことです。 その情報の共有化などについて、昨日の朝日新聞に不審者情報の取扱いについての記事が掲載されていました。その記事を原文のまま掲載します。なにか岡山市でもこの電子町内会のシステムを有効に活用する方法なないのでしょうか(H.F) |
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(朝日新聞朝刊 平成16年11月23日(火)31面)より 奈良女児殺害 「不審者」判断難しく 市教委情報扱い見直し奈良市の小学-年、有山 楓(かえで)さん(7)が誘拐され殺害された事件を契機に、奈良市教委は不審者情報の扱い方法の見直しを始めた。通学していた市立富雄北小周辺では夏ごろから、見知らぬ男が子どもに声をかけるなどの事案が複数起きていた。 だが、不審者と決めつけることへの戸惑いもあり、情報は必ずしも学校間で共有されていない。大阪では、警察などからの不審者情報を保護者へ一斉送信する取り組みが注目されている。 富雄北小と隣接する三碓(みつがらす)小学校の校区内では6月、4年生の男児が男に頭をたたかれ、9月には1年生の女児が通学路で不審者に道をふさがれる事件があった。 奈良市立の小、中学校は、校区内で不審者が出た場合、緊急性があれば、市教委に知らせることになっている。だが「緊急性」の判断は学校に任されている。今年4-9月に市教委に報告された不審者情報は44件。うち6件が、市立のすべての小中学校と幼稚園に情報が伝えられた。 三碓小が報告したのは9月の1件だけ。喜多健一教頭は「6月は男の目的が分からなかった。だが、今回の事件で、情報を素早く伝える必要性も感じた」と話す。 富雄南小の1年生女児2人は11月上旬、オートバイの男に「駅はどこ」と声をかけられた後、追いかけられた。学校は市教委と警察に通報したが、田中弥彦校長は「本当に道を尋ねようとして声をかける人もいるのかもしれず、見極めが難しい」。 2001年に大阪教育大付属池田小学校で児童殺傷事件が起きた大阪府池田市は今年6月、府警や府教委からの不審者情報を保護者らが登録した携帯電話やパソコンにメールで一斉送信する「ANSINメール」を始めた。登録数は3660件。市危機管理課は「予想を大きく上回っている。評判がロコミで広がっているようだ」と驚く。 |
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