(South Africa)
アパルトヘイトの体制があったころ、黒人差別の象徴としてテレビなどでよく放映されていたソエトへ行きました。ソエト(South West townships)はヨハネスブルグ郊外に位置するアフリカ最大の黒人居住地域で人口は300万人とも500万人ともいわれています。
相変わらず低所得者層の電気もトイレもシャワーもない住居が残っている一方で、最近では富裕層の居住区や中間層の住宅などが整備されつつあり、昔、テレビなどで見て想像していたソエトとはかなり印象が違いました。
1976年(昭和56年)アフリカーンス語の教育を強制された学生が蜂起しそのデモに対し 大虐殺が行なわれ、1976年6月17日13歳の学生ヘクター・ピーターソンが民衆の前で 射殺された。この象徴的な出来事が米国カメラマンにより撮影され全世界に報道され、 アパルトヘイト体制の崩壊のきっかけとなった。 ヘクター・ピーターソン記念館前の公園にある写真。大勢の黒人学童も見学していた↑ |
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バスから見たソエトの住宅街↑ | |
ソエトの中間層住宅開発中の地域↑ |