(1)ショッピングやオークションをするときの注意点 |
◎ショッピングするときには・・・ |
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インターネット・ショッピングは便利な反面、相手の顔が見えないだけに、常に詐欺などの被害にあう危険と隣り合わせだということを忘れないようにしましょう。 |
A |
会社名・代表者名・所在地・電話番号などの会社の基本情報や、取り引き条件などの情報がきちんと書かれていないホームページは要注意です。 |
B |
クレジット番号など重要な個人情報を送信する場合は、暗号化や電子認証などセキュリティがしっかりしているかどうかを確認します。 |
C |
万が一のトラブルに備え、注文した時の条件や、注文の確認メールなどをプリントしておくとともに、領収書など取り引きを証明する書類は保管しておきます。 |
D |
会員制のホームページに、試しに入会したつもりが解約できず、法外な引き落としをされてしまったというような事件が発生しています。少しでも怪しいと感じるホームページでショッピングをするのは、やめておいたほうがいいでしょう。 |
◎オークションに参加するときには・・・ |
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オークション・サイトは取り引きの仲介をするだけで、落札した後のやりとりは、出品者と購入者の問で、お互いの自己責任で行うことになります。 |
A |
しっかりとしたオークション・サイトには、出品者ごとに過去にその出品者から購入したことのある人が書いた取引評価が掲載されていることもあるので、参考にするといいでしょう。 |
B |
落札したら、実際に取引をする前に、メールを送るなどして相手の連絡先と住所を確認します。 |
C |
トラブルを避けるため、配送中の事故で商品が破損したり紛失した場合はどうするか、商品が到着した後になんらかの欠陥が見つかった場合はどうするか、返品・返金はどうするかといった点について、あらかじめよく話し合い、取り決めをしておきます |
D |
銀行振込、現金書留、郵便為替などで支払う方法が一般的ですが、代金を振り込んだのに商品が送られてこない、商品を送ったのに代金が振り込まれないというようなリスクがあるので注意しましょう。郵便局の代引サービスや、宅配便業者やクレジット会社などが行っているエスク□ウ・サービス(出品者と購入者の問のやりとりを仲介し、安全確実な取り引きができるようにするサービス)を利用する方法もあるので、必要に応じて活用してください。 |
E |
出品者が落札者にクレジット番号を入力させ、その□座から代金を引き落とすというような場合は、クレジットを悪用される危険性が高いので、特に要注意です。 |
◎フィッシング詐欺にご注意! |
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フィッシング詐欺とは (Q&A 4参照) |
A |
実在のショッピング・サイトやクレジット会社を装ったメールを送りつけ、偽のサイトに呼び込んでクレジット番号など個人情報をだまし取るフィッシング詐欺に注意しましょう。 |
(2)詐欺行為にあったときはどうしたらいいか? |
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クレジット会社から身に覚えのない利用代金の引き落とし通知が来た場合は、すぐにクレジット会社に連絡して、引き落としを止めるなど被害を最小限にとどめる手続きをします。 |
A |
消費者センターや法律の専門家に相談し、対策を考えます。 |
B |
警察に被害届を出します。 |