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9.龍ノ口山・初夏の花5種(1)   【平成18年6月1日(木)】      

春、龍の口山に咲いていた初夏の花を5種(タツナミソウ・コガクウツギ・ヤマツツジ・コバノミツバツツジ・モチツツジ)をご紹介します。(A.Morimoto)

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タツナミソウ(シソ科)
荒波の波頭に花の形が似ていることから名づけられました。2cmくらいの小さな花ですが、山道に沿って紫の花が並んで咲いている様子が、かわいらしく登山者を楽しませてくれます。龍の口山では、北斜面でよく目にします。

コガクウツギ(ユキノシタ科)
地味で小さな黄緑色の花の周りで、3枚の花びらのように白く目立つのは、「がく」です。よく枝分かれして垂れ下がって咲いています。龍の口山ではあまり多くありませんが、清楚な花は初夏の野山にいかにもふさわしい感じがします。

ヤマツツジ(ツツジ科)
藪の中にはっとするような真赤な花を咲かせます。龍の口山では、コバノミツバツツジ、モチツツジの花が終わる頃、最後に花を咲かせるツツジです。丈はあまり高くなりませんが、山道を歩いていると、まるで足元を点々と照らすかがり火のようです。
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