町内を流れる「古田桶尻川」と「中田川」は農業用水として下流の町村に稲作用の水を流している。
下流とは、幡多、高島、財田、古都、可知、海吉から児島湾に至っている。
毎年五月・六月に行われる川掃除には下流の六か村から50人×2日の人夫が集まっています。
当町内では、二つの川の藻刈り作業が年2回(7月末と8月末)行われており、町内農家組合33戸がその作業をしています。
何百年も前から続いていると思われるこの作業も、昨今では農家の後継者不足と高令化が進み作業人夫の減少が大きな課題となっています。
川底をコンクリートにすると、淡水魚がいなくなるので、手作業による藻刈りさぎょうは、今後もつづけていきたいと考えています。
賞田町内会長 服部 仁壽