雁木と水道栓


雁木(上から見たところ)        雁木(下から見たところ)
  雁木(上から見たところ) 雁木(下から見たところ)
 
   雁木(がんぎ)は高瀬舟が着いたときの荷の上げ下ろしの階段で、
   横から見ると雁が羽を並べているようなので、雁木と呼ばれます。
   北之町(中三丁目)のものが昔のまま残った唯一のところです。


大正11年(1922年)上水道の敷設が
行われ、鴨越井堰の上流の三膳樋から
取水し、雄神村河本から吉井川の堤防に
沿い金岡村に至る幹線によって、全町内
に工事が行われました。
北之町猫庵の近くに当時の水道栓(左側)
が屋外に現在も残っています。
写真のように、鉄のカバーが使用されて
います。
右側のは共同用栓で、蛇口の上部に
キーをはめて使用するようになってい
ます。
大正12年(1923年)4月
町役場で上水道通水式を挙行した日には
商店街は、数日間記念の大売出しをし
小学生は、上水道の歌を歌って旗行列を
しました。

  大正時代の水道栓
大正時代の水道栓(左)
 
 
 
                    参考文献:西大寺物語  西大寺公民館発行西大寺みてある記


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