風土記(1)に 掲載した 中原のお涼み所は、岡山藩主 池田光政(みつまさ)公の遺徳を偲ぶ史跡ですが もう少し詳しくお伝えします。
当時 中原のお涼所は、旭川の中洲に集落があり、その集落の中で 一番高い丘で 風通しがよく 見晴らしのよい場所でした。其処からは、操山・金山・龍ノ口の山々に囲まれた備前平野が
一望できる場所でした。
光政公は この地を好み 岡山城での政務の疲れを癒すため 度々足を運ばれましたが、貴重な農地を潰してはならないとして施設を造ることはありませんでした。
また野外で、領内の人たちと 直に会話もして、時を過ごした所でした。
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