子供神輿制作すすむ   
    制作場所  : 就実・森の学校(岡山市中区今谷の笠井山)  
                主   催 : 三蟠鉄道研究会  
    平成27年 5月19日   
   三蟠鉄道研究会では、三蟠軽便鉄道開通100周年記念事業の一環として、今年3月から毎週火曜日、仲間たちが集い、子供神輿作りを続けています。この日、ちょうど10回目の作業日を迎えました。    
旧三蟠鉄道沿線の各地区だけでなく、周辺の鉄道愛好家たちが集っての、蒸気機関車(コッペルC型)を模した、お神輿作りです。     
   100周年を節目に、子供たちに三蟠駅から、国清寺まで、かつて鉄道が走っていたことを記憶にとどめてもらいたいとの強い思いがあり、完成後は、記念大会当日に展示するほか、10月3日には、鉄道沿線を子供たちを主役にして、4学区をリレーすることとしていて、子供たちの喜ぶ顔を思い浮かべて、木目細かな作業を続けています。    
    この場所は学校法人就実学園が所有する、笠井山の一角にある就実・森の学校グラウンドの一角で、就実学園のご好意で、継続して作業を続けています。    
    笠井山は横穴式古墳が20基以上存在し、岡山県自然保護センター友の会の副会長 平島省三先生の指導を受けて、これまで順調に作業が進んでいますが、まだ、道半ばです。    
   夏休みには小学生など子供たちにも参加してもらい、竹細工の上に、段ボールや新聞紙などを貼ってもらおうとしています。 子供たちにも作業工程の一部を担当してもらい、参加意識をもってもらおう、みんなの夢が、大きな力となっていいます。    

 

   
昔取った杵柄、元大工の片山さん、芸が細かい 
   
段ボールを何層にも重ねて、車輪をつくります。
   
設計図に目をやる平島省三先生
   
紙を覆った車輪に穴を開けていきます。
   
ボイラー部分は真竹を火であぶり、大きな「わっか」を作ります。
   
わっかづくり、思わず笑顔がこぼれます。
   
段ボールを何層にも重ねての車輪がほぼ完成
   
そろそろ、車輪に塗装する準備も
   
大型テント内で、すばらしい作業環境の中で、
   
車輪づくりを指導してくれる平島先生
  みんな楽しく作業しています。    
   
元、棟梁の中島芳夫先生 さすが宮大工のできばえ
   
   
骨格が出来上がって記念写真
   
     
  三蟠鉄道研究会 
  平井学区連合町内会